essay18
珈琲豆はウイスキー“Old”のボトルに(2012.7.24)
珈琲豆はウイスキー“Old”のボトルに(2012.7.24)
珈琲豆は何処に
大学に入って始めたコーヒー、最初はサイフォンで入れていました。
アルコールランプが水を沸々と沸きたたせ、ミルで挽いた珈琲豆が美味しい香りを漂わせます。
出来たての一杯の珈琲を飲むことは楽しみであり、心安らげる時間でした。
時を経ても趣味は珈琲を楽しむこと・・・時間を味わうことでしょうか・・・
コーヒー豆をお店で挽いてもらうこともできますが、味も香りもその美味しさを長く保てないので、
少しでも珈琲を美味しく飲もう、ということで焙煎豆を挽いて貰わず、豆のままで買っていました。
手元におく豆の風味を保つために、保管場所・容器が大事だと考え、
(とはいえ最初どんな容器に保存していたか確かな記憶はないのですが)
確か・・・頂いた缶入コーヒー(MJBコーヒーだった記憶が)の空き缶などを利用していたと覚えています。
味も香りも違う何種類かの豆をいくつかの容器(専用の瓶や珈琲缶など)に入れて保存していました。
その代表の容器が、この写真のサントリーウイスキー“Old”のボトルです。
現在この一瓶だけが現役です。多い時は多分4本の“Old”ボトルがあったと思います。
・・・知る人ぞ知ることなのですが(笑い)。
この年期の入った瓶、たまたまユニクロで見つけたTシャツによると、
このオールドは1978年〜1983年の期間に使用されていた瓶でした、年季ものです。
記憶を辿れば、私が目黒・碑文谷に住んでいた1987・8年当時のものです。きっと。
これからも私のお気に入りの珈琲豆を大切に保存してくれることだと思います。
そして容器と共に、ミルの世代交代もしていました。
出入りの多い我が家、ミュージシャンに弟子たち・・・決まったように珈琲タイムがあったりするので、
現在も使用しているミル「SPONG」製、壁に取り付けて挽けるタイプに替えたんです。
このミルについて・写真は次の機会に書きます、お見せします・・・
そうそう、オールドはその当時好きだったウイスキーのひとつです。
時代が時代、ホワイト〜角〜オールド、それにニッカ・・・現在はバーボンも・・・
現在 “Old”のボトルには、深煎りのマンデリン豆が入っています。