essay19
サクソフォン・シアター“シーズン2”に寄せて(2012.8.31)
サクソフォン・シアター“シーズン2”に寄せて(2012.8.31)
2011年秋に始めた<松本泰幸サクソフォン・シアター>、いよいよ第2シーズンのスタートです。
第1シーズンでは、俳優“今井朋彦”/パントマイマー“すがぽん”/ダンサー“大園康司”と
バラエティーに富んだゲストを迎えてのシアターをお届け致しました。
そしていよいよ第2シーズン(秋編・冬編・春編)の幕開け、毎回趣向を凝らしてゲストを迎えますが、
今シリーズはミュージシャン/音楽家との共演をお届けしようと思います。
どうぞお楽しみに。
2012年・シーズン2最初の秋編は、シンガーソングライターの原口友也をゲストに向かえ、ロック魂との競演です。
(リハーサルからロックしています)。
サックスは、歌い手がいるとバック・ミュージシャンになってしまうと思われがちです・・・
主役は歌い手、サックスは(バック・ミュージシャンは)脇役にすぎないのか・・・
そんな構図が当たり前でいいのだろうか、いやいやそれが良いはずは無い・・・
脇役がいるからこそ、主役が存在しているのであり、お互いが主役・共存していてこそ音楽だと・・・そんな思いを描きます。
当日会場でのシアターを楽しんで頂ければ嬉しいです。
昨年の秋、シーズン1がスタートしましたが、同時に<カーブド・ソプラノサクソフォン・ソロで演奏する50melodies>を始めました。
先のエッセイでも書きましたが、私の独断と偏見で選んだ世界の50曲のメロディーをソロで吹く映像と音を配信しています。
50曲中38曲は録音済みで<You Tube>にアップ、残り12曲は小淵沢のスタジオで無事に録り終え、今まさにアップ作業中です。
“やったー”そんな気持ちでいっぱいです、が終わりは始まり・・・次の企画が既に進行しています。
録り終えた50曲はYouTubeで聴いて頂けます。是非皆様に、じっくりと秋の夜長・・・聴いて頂けたら、と思います。
・・・今年の夏は異常に暑かったですね・・・そんな暑い日でも、熱い珈琲は美味しいものです。
前回のエッセイに添付しました“Old のボトルに入ったコーヒー豆”と同様に長い付き合いの“ミル”。
壁に取り付けてある“ミル”で豆を挽いて、ドリップして、“いただきまーす”が元気の源です。
この原稿を書き上げたら珈琲タイムです。