essay20
<サクソフォン・シアター>第2シーズンの幕は上がる(2012.10.3)
<サクソフォン・シアター>第2シーズンの幕は上がる(2012.10.3)
サクソフォン・シアターと銘打ったコンサートを去年10月に始めて二年目、
第2シーズンの幕は上がり、vol.1秋編を無事終えました。
自分が出来ること、やりたいことを求めて今回は<歌い手>との共演でした。
主役それとも脇役・・・旅をテーマに・・・
「深夜特急」とタイトルが決まりリハーサルはスタート。始めはどうなることやら、でしたがリハーサルは楽しく忙しく進みました。
旅をテーマに生まれた「旅に出ようぜ、たびたび」というフレーズ、
三人三様、独自の歌詞を・情景を歌って遊ぼうということになり、私も久し振りに歌うことに。
しかもコーラスまでも・・・
いやはやなんとも、楽しいステージでした。
会場に来て頂いた方に感想を聞いて頂きたいものです。(YouTubeに映像がアップしてありますけれど)
サックスだけの音世界と違い、歌詞がある歌の世界との共演は神経を使いますが、楽しいものです。
歌い手の歌・詩の世界が聞こえていることが何よりも大切なこと。
サックスの音、音量を含めて、歌い手の思い・表現の邪魔は決してしてはいけないことだと感じています。
サックスを持つ私の身体に、歌・詩の世界が聞こえていることが、何にもまして楽しいこと、
私にとって音楽していること感じる瞬間なのです。
それでも・・・歌い手と一緒にステージに立つと、自分も歌を歌いたくなります・・・
(その昔・昔、9人編成のバンドで歌っていたこともあるんですよ)
それからステージを終えていつも思うことですが、一夜限りのステージ<シアター>のために、多くの練習・時間をかけているのに、
本番はまさに一瞬で幕を閉じてしまう儚を・・・でもそれがステージ、多くのことを経験させてくれます。
<サクソフォン・シアター>は、終わりのない<旅>なのでしょう・・・
今日の一杯の珈琲、こんなカップで飲んでいます・楽しんでいます。