essay4
静岡ライブに寄せて(2011.5.2)
静岡ライブに寄せて(2011.5.2)
ライブする時にいつも思うこと。
今回は何をしよう・どんな曲を演奏しよう、どんなステージにしよう・・・と。
今回の静岡ライブは「ふたり・音」に女優本多麻紀(From Spac)をゲストに迎えての朗読のステージを企画しました。
もちろんJAZZ風味を加えての演奏を楽しんで頂けるステージ構成にしました。
LIFETIMEはJAZZのお店、スタンダード・ジャズ曲への想いもありますが、2年振りの静岡での演奏は
自分のサックスの音・音楽をこれから先も永く楽しんでもらうため、オリジナル曲中心のプログラムにしました。
ジャズはまた次の機会、今回とは違う形・JAZZのトリオでのライブをできれば、と思っています。
迫って来るライブに向けて一言。
ライブ前のリハーサルは勿論大変なのですが、何が1番大変かと言えばサックスの音源<リード>選びなのです。
今回は4種類のサックスを演奏するので、それぞれのサックスの1番いい音が出せる・表現ができるリード選びが大変なのです。
自分の音・音楽は、自分の出す音でその多くが決まってしまいます。
自分の演奏の良し悪しをリードのせいにはできませんし、またしたくもないので・・・
リード選びの大変さ・重要さは、サックスを演奏する人には理解して頂けることと思いますが、
そうでない方にも私のリード選びの肝をちょっとだけお話しします。
リードは1箱10枚入り、この10枚の中から1番いい音が出せると想像できるリードを選びます。
そう、1枚だけです。 決して2番目にいい音が出せるリードではないのです。
1番のリードがあれば2番目のリードは必要ないのです、あくまでも1番のリードを選び使用します。こだわりなのです。
(残りの9枚は・・・その行方は・・・)
ライブ当日の音、どんな音が出せるのか・・・皆様に聞いて頂けるのか・・・聞きにきて頂ければ嬉しいです。