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第6章  おまけはお風呂

 浴室は最高のトレーニング劇場

 「体」は「楽器」、楽器を練習する前にまずは「聴こえる耳」を鍛えましょう。

 浴室は自分の「声」が普段より良く聴こえる最高の場所・・・
 何故なら身体=楽器(裸であることは、体の共鳴を妨げる衣服を取り除いているから)。
 豊かな響きと残響が、自分の「声」を聴かせてくれる劇場なのです、
 しかも自分だけの世界を持てるから・・・

 目の前の「壁」の一点(ポイント)に集中して、そのポイントで聴こえている自分の声を聴けることができるトレーニングです。
 (体=楽器であることが大切だと思えたら、より豊かな共鳴を求めて浴槽から洗い場へ、全身で「声」を「響き」を感じましょう)
 
 決して浴室に響きわたる「声」を聴くことではありません。
 自分の声に(美声)酔ってはいけないのです。
 あくまでも目の前の集中しているポイント・その場所で「聴こえる声」・
 壁から聴こえてくる「声」を自分の「外の耳」で聴くことができることなのです。
 
 浴室で、自分の声を「外の耳」で「聴けること」を存分に楽しむことです。
 例えて言えば、山に登って「ヤッホー・ヤッホー」と「山彦・こだま」を楽しんだように・・・

 自分の「声」を好きになれば「耳ヂカラ」=「聴きたい声・音・欲しい声・音」はあなたの宝物になるはずです。




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