training6
7:表現力トレーニング(リズムにのって)
・母音5つを使って、強弱・抑揚を自由に歌って遊びましょう ・2つの母音を組み合わせて、自分の響きを作っていきましょう。
母音(エ・イ・エ・ウ・エ・オ・エ・ア・エ)
カウント1・2・3・4(ワン・トゥー・スリー・フォー)と数え歌いますが、
母音(エ・イ・エ・ウ・エ・オ・エ・ア・エ)をカウントに合わせて、
身体の重心を左足(1・2)から右足(3・4)に移動させて歌ってみましょう。
この時の身体の動きは単純な体重移動ではなくて、1・2・3・4とそれぞれの拍を次のようにして弾ませてみましょう。
1拍目を弾み
2拍目は弾ませて(左足を)
3拍目は1拍目と同様に弾み
2拍目は弾ませて(右足を)から、3拍目の右足に体重移動します。
2拍目と4拍目はダンスをするように、拍を弾んでから体重移動しましょう。
この体重移動がスムースにできることによって、弾むということが身体に躍動感をもたせて、
「ノリ」を生みだせることになります。
さらにステップアップ、抑揚・強弱を自由に操ろう・・・
母音回し「エ→イ→エ→ウ→エ→オ→エ→ア→エ」の基本トレーニングはもちろんのこと、
好きな「詩の一節」「歌の歌詞」などを、リズムにのり、
躍動感ある「ノリ」をもって声に出して読むこと・歌ってみるのもいいでしょう。
「外の耳で聴こえる」=「耳ヂカラ」を身につけるために、取り入れていきたいトレーニングの一つです。
自分のイメージを豊かに表現できるために、
「外の耳で聴こえる」自分の声を、
「外の耳」=「耳ヂカラ」で聴いて、
ゆっくり確実にトレーニングして「自分が納得できる声・音」を身につけたいものです。